関わってしまった場合には、すぐに相談を! 持続化給付金100万円「詐欺」福岡で初の逮捕
報道によると、持続化給付金の不正受給について、福岡県において初の逮捕者が出たと言うことである。
詳細は私のTwitterを参照してほしい。
ついに当地でも。
関わってしまった人は、逮捕・勾留を避け、有利な処分を目指すためにも、早く弁護士に相談しましょう。持続化給付金100万円「詐欺」福岡で初の逮捕(FBS福岡放送)#Yahooニュースhttps://t.co/pFYqCd2P6U
— 福岡の弁護士 水野遼 (@mizuno_ryo_law) December 8, 2020
持続化給付金の不正受給は、被害額100万円の立派な詐欺罪である。組織的背景があることから、逮捕・勾留が比較的認められやすく、また被害弁償をしない場合には、前科前歴がない場合でも、実刑になる可能性が十分ありうると思われる。
他方で、持続化給付金の不正受給は、知人から誘われるなどして、言われるがままに書類を出してしまった、というようなケースも多く、必ずしも悪質とまでは言いがたい事例も少なくない。
このような場合、家族等の身元引受人がおり、安定した勤務先が存在するなどの事情があれば、逮捕・勾留を回避して在宅捜査で進めていくということも十分考えられる。また、被害金を全額返還することで、起訴猶予処分を目指すことが可能であると思われる。
このため、現状、逮捕されていない、警察から連絡を受けていない、という段階であっても、持続化給付金を不正に受給してしまったという場合には、弁護士に相談することをお勧めする。
持続化給付金の不正受給については、こちらの記事も参照。
その他のコラム
【速報】 持続化給付金詐欺 の判決まとめ 20210429
はじめに 持続化給付金の不正受給を巡る詐欺罪について、公判請求され、判決が相次いで言い渡されている。そこで、本稿では、令和3年4月28日までの報道記事や判例データベースをもとに、持続化給付金不正受給に関する裁判例の傾向を検討することにした。 報道発表から読み取れる範囲で一覧表を作成しており、役割や被害弁償、分け前などについては一部、推測に渡るものも含まれている。また、本稿掲載時点で検察官による求刑まで行われ...
教職員によるスマホの没収は適法か?
「子どもが学校で「スマホ」を没収されました…進級するまでと言われましたが、スマホは「解約」した方がいいでしょうか?」 このような教師がいるとすれば、言語道断の対応である。 学校の教師には、授業中にスマホで遊ばないようにする限度で一時的にスマホを取り上げる権限はあっても、それ以上にスマホを保護者に返還しないなどの権限はない。 合理的な理由もなく保護者に返さない場合は不法行為が成立しうるし、自分でそのスマホを遊びに使うなどすれ...
最決令和8年1月28日令和7(許)18 再審却下決定に対する抗告許可申立事件
判旨 1 本件は、申立人が、再審却下決定に対する抗告許可の申立てをする旨の書面(以下「本件申立書」という。)を当裁判所に提出することにより、抗告許可の申立てをした事案である。 2 民訴法337条に規定する許可抗告制度は、最高裁判所に対する負担が過重にならないようにしながら、法令解釈の統一を図ることを目的として、高等裁判所の決定及び命令のうち一定のものに対し、当該裁判に最高裁判所の判例と相反する判断がある場合その他の法令...
最決令和7年11月27日令7(し)1043号 東大病院汚職事件贈賄ルート勾留特別抗告審
決定要旨 本件被疑事実の要旨は、「医療関連商品の製造販売等を営む会社の営業所長であった被疑者が、同社の営業担当者と共謀の上、国立大学医学部附属病院の医師に対し、同社の取り扱う医療機器を使用するなどの有利かつ便宜な取り計らいを受けたことに対する謝礼等の趣旨で、同社名義の口座から同病院専用名義の口座に40万円を振込入金し、このうち34万4000円相当の、同医師が選定した物品の購入等をすることができる利益を得させ、もって同医師の職...
続報 持続化給付金詐欺 の判決まとめ3 不可解な地域差 20210703
はじめに 一般の方や、全国で持続化給付金不正受給の弁護人をされる先生方の参考になるよう、持続化給付金の判決について、分析を続けているところ、前回の記事から、さらにいくつかの判決に関する情報を入手した。 これまでの過去記事は以下をご覧いただきたい。 続報 持続化給付金詐欺 の判決まとめ2 20210616 【速報】 持続化給付金詐欺 の判決まとめ 20210429 前回から約半月であるものの、これまでの傾向...





